ホーム
最新
山梨
全国・海外
スポーツ
Eye
安心・安全情報
おくやみ・催し・人事
写真・動画
分かる・知る
山梨日日新聞社インフォメーションサイト

歩み出した「コロナ共生」

2021年12月3日 10時12分
南パスコベール(オーストラリア)

南パスコベール(オーストラリア)

南パスコベール(オーストラリア) 雨宮貴美子

 ビクトリア州メルボルンでは長らく続いていたロックダウンがやっと解除され、ある意味ほっとしています。メルボルンは昨年3月以降、6回のロックダウンで累計262日間、9カ月近くにわたり封鎖措置が敷かれていました。これは世界最長だそうです。
 解除後、野外でのマスクは免除されました。しかし陽性者数は毎日1000人近く出ているので、決して油断できる状況ではありません。ワクチン接種率が上がるにつれ、コロナ関連の死亡者の84%、病院での重症者の92%は非ワクチン接種者だそうです。
 ロックダウン解除後の生活は、QRコード登録は当然ながら、レストラン、コンサートやイベントなどではワクチンサティフィケート(接種証明書)の提示が求められます。建設工事関係者、教師、チャイルドケアの先生、医療関係者といった人たちは、ワクチン接種が義務化されており、拒否する人は仕事に就けないので、待機になっている人、それで辞めた人もいれば、デモに参加して不満を表明している人たちもいます。
 ワクチン接種に反対する人たちは、ワクチンサティフィケートが取得できないためにレストランやイベント等に行かれないとワクチンサティフィケート提示にも反対しています。先日行われた競馬のメルボルンカップでも、「ワクチン2回接種を済ませ、陰性の人たち」が入場できるはずが、陽性者が3人紛れ込み、結果、優勝者パーティーでクラスターが発生していました。
 どのイベントや集まりに参加しても、こういう危険がありますが、接種者は軽症で済むでしょう。もしここに非接種者がいて、感染したらと怖いなと思います。ビクトリア州でも、ブースターショット(追加接種)が始まりましたし、コロナ共生が始まっています。
 (主婦、53歳、笛吹市出身)