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家族全員が自宅隔離に

2021年10月6日 7時35分

南パスコベール(オーストラリア) 雨宮貴美子

 9月29日の朝、息子のアルバイト先から「職場がExposure Site(陽性者が出た、または陽性者が立ち寄った場所、高度の感染の可能性がある地点)になったので、14日間、自宅隔離して」と連絡があった。
 その日の午後に夫と息子は近所のドライブスルー・PCR検査会場へ行った。私は前日に職場で33回目の検査を受けており、29日には陰性の結果が出ていたので、そのまま自宅隔離に突入した。職場にも連絡し、14日間のシフト分を変更してもらった。
 ヴィクトリア州は、いまだに夜間外出禁止令も出ている都市封鎖中で、開いているスーパー、お店やクリニック、チャイルドケア・センターなどが集中してExposure Siteになっている。緩和された途端、29日は陽性者950人、30日は1438人を記録し、それから毎日1000人超えだ。ワクチン1回目の接種人口が80%に到達したのは30日だった。Exposure Siteが多過ぎて、保健局が公表する公式ウェブサイトに載るまでに時間が掛かっている。
 Exposure Siteは3段階に分かれており、Tier1(テア1)と呼ばれる段階は、即14日間自宅隔離で即PCR検査を受け、保健局に連絡する。後に分かったことは、そのシフトで働いていたスタッフの1人が陽性者になったそうで、そのため息子と家族全員Tier1扱いで自宅隔離だ。幸い夫も息子も陰性で、隔離13日目に再度検査を受けに行く。夫は今も自宅勤務状態なので生活に変化はない。私も夫もワクチンを2回接種済みで、息子も1回目は終わっている。2回目の接種日が自宅隔離期間中になってしまったので、接種が延びる。次に予約がいつ取れるのかが問題である。保健局からいまだに連絡がなく、電話もたらい回しで通じない。陽性者が増え過ぎて、向こうも手が回らないのだろうと予想できる。
 不本意だが、14日間、家にいることになったので、ジタバタせず家の大掃除や断捨離、裏庭の草むしりでもして過ごしている。不安なのは、息子が仕事に戻っても、職場は何度もExposure Siteになっているので、また自宅隔離に追い込まれる可能性がある点だ。彼の職場も人手不足で、そのため一般市民にも影響が出ているが、どうにもならない事態だ。
 仕方がないと、その点は諦めている私である。(主婦、52歳  笛吹市出身)