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“最後の新版画家”に注目

2021年9月22日 11時05分
笠松紫浪「霞む夕べ―不忍池畔―」1932(昭和7)年、山梨県立美術館蔵

笠松紫浪「霞む夕べ―不忍池畔―」1932(昭和7)年、山梨県立美術館蔵

 江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎による「冨嶽三十六景」など「錦のように美しい」ことから錦絵と呼ばれた多色摺りの浮世絵版画。大正―昭和前期に錦絵の復興を提唱し、主導した版元の渡辺庄三郎のもとで制作された木版画を「新版画」と呼ぶ。山梨県立美術館で開催中の特別展「新版画―笠松紫浪を中心に―」(同美術館、山梨日日新聞社・山梨放送主催)は、美人画や役者絵、風景画などの新版画の世界を展観できる。展覧会の軸となる笠松紫浪とは―。〈渡辺真希〉

 笠松紫浪は1898年、東京市浅草区元鳥越町(現東京都台東区鳥越)に生まれた。鏑木清方(かぶらき・きよかた)に師事し...