シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー(甲州市)の丹沢史子さん(38)が、本年度から同社として初の女性仕込み統括を務め、期待を集めている。勝沼は、国内3ワイナリー体制を敷くメルシャンでも主力拠点に位置づけられ、仕込み統括は現場で指揮を執るリーダーとして重責を担う。県出身で兼業ブドウ農家でもあり、フランスの本場ボルドーへの留学者が多い同社でブルゴーニュ留学という異色の経歴を持つ。丹沢さんは「甲州種ワインのシンボル的な商品のてこ入れを図りたい」と意気込んでいる。(古畑昌利=デジタル報道部、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート・エクセレンス)...
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