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「美味しい」の声 励みに

2021年8月9日 7時52分
バンカーヒル(米国)

バンカーヒル(米国)

キュウリのほかにトマトも

キュウリのほかにトマトも

バンカーヒル(米国) 前嶋明美
 今年も夏野菜がたくさんとれた。特に日本キュウリは今日までに500本以上も収穫でき、食べきれないので近所に配り歩いた。近所も遠いので車で。そのあと電話が来て「ありがとう、今キュウリをむいているところよ」と。食べ方を知らないのだ。
 普段この辺の人たちは野菜をあまり食べない。さらに、アメリカのキュウリは皮が厚くコリコリ感もないので皮をむいて焼いたり煮たりして食べるらしい。それで、配るときに「皮をむかない、料理しない、そのままスナックのようにマヨネーズなどつけて食べてね」と付け加えるようにした。
 最近この日本キュウリが美味しいと、スーパーの園芸コーナーに種や苗が並ぶようになった。私も今年は苗を30株購入し、気合を入れて育ててきた。おかげで、採れたてキュウリにみそをつけて主食のように食べる毎日だ。
 先日、久々にワシントンDC近くのレストランへ出掛けた。車で2時間のところ。友人が主催するミニパーティーへ招かれていた。ちょうどキュウリの他にもネギ、シソ、トマト、ニラが食べごろなので、皆にあげようと、大きな保冷バッグにいっぱい詰めて持参した。
 驚いたことに、コロナの自粛解禁で30人(日本人半数)も集まっていて、野菜はあっという間にはけてしまった。さすが、都会の人たちは日本の野菜が美味しいということを知っているらしい。皆に感謝され、とても楽しいひとときを過ごすことができた。
 野菜つくりは大変だが、外に出ていい空気を吸い、土と親しんで体を動かすことはいいこと。何より、近所や友人が「すごく美味しい、来年もお願いね」と言ってくれるのが一番の励みになる。(主婦、72歳、南アルプス市出身)