9人が亡くなった中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故から3年がたった12月2日に、都留市内で行われた追悼慰霊式。天井板の安全性や点検方法を含め、インフラの老朽化対策をめぐり全国に警鐘を鳴らした事故だった。
耳目を引いた、追悼慰霊式での遺族の一人、石川愛さん(29)の言葉。事前に用意していた追悼文にはなく、参列者の方を向いて発した涙の訴えは、トンネルを管理する中日本高速道路への憤りとともに、プロとは何かを鋭く問いかけるものとなった。...
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